コピーバンドへの想い / ZARDコピーバンド Brezza

ここ最近ウンチクコーナーばかりでBrezzaに関する投稿が少なかったので、今回は私のコピーバンドに対する想い、持論を述べさせて頂きます、異論が有る方も居られると思いますが私の価値観としてお聞きください。

超長文になりますが・・・

 

先ずは私の音楽との馴初めからお話します。

私がそもそもコピーバンドを始めたのは中学生の頃でした、当時はフォークソングやニューミュージック、今でいうとJ-POPが主流でした、そんな中で学校祭で先輩達がチューリップの楽曲をステージで演奏して、それを目の当たりにした私に衝撃が走りました❗

あの時聴いた「心の旅」が私の人生をかえました。

普段からTVで当たり前のように聴くヒット曲は別世界(芸能界)の人達が歌って、それを何となく「良い曲だなぁ」と聞いていましたが、現実に身近にいた先輩が別世界の人達と同じ世界に居るように私の目に写ったのです。それから私のバンド人生が始まりました。

 

私はそもそも音楽自体にはそんなに執着心が無いと思います。

私は音楽とは「音を楽しむ」と書くようにジャンルに関係なく色んな音を楽しむ事だと思ってます。そして音楽は自分の感情を音とメロディで表現出来る楽しさがあります。

ですから、自分を表現したい人はオリジナルの曲を書いて自分を表現すれば良いと思いますが、私は音楽を使って何かを表現したいとは思わないタイプだからだと思います(笑)

そう言う観点からいうと私は楽曲が好きなんです。「曲を楽しむ」と言うことです、曲はすでに出来上がっているため自分の感情を表現する事は出来ませんが、曲を書いた人の感情や想いが伝り自分なりに状況を創造出来たり、その曲がヒットした時代や、聴く人の思い出の風景をフィールドバックさせる力を持ってます。ですから私はアーティストによっては好みじゃない(興味がないと言うか)楽曲が当然あります❗

 

ですから私の場合はバンド演奏なら何でも良い訳じゃ無いのです。

 

これだけの期間バンド活動をしてると、当然〇〇のコピーバンド手伝って欲しいと頼まれますが、基本的に単発で何かのイベントに向けて結成する即席バンドなら喜んでお手伝いさせて頂きますが、ずーっと活動する場合はお断りしてます。それは自分の興味の無いアーティストはすーっと続ける事に正直苦痛を感じる可能性があるので、そうなるとそのバンドのメンバーに対して失礼な事と考えるからです。

遊びでやるなら良いのですが、少なくともそのバンドは真剣にやってるのに、「自分はお手伝いだから・・・」的なオーラが出てしまうからです。

ですから、自分も参加する以上楽しめないと参加しませんね。

 

私の経験上コピーバンドマンには大きく分けて2つのタイプに分別出来ると思ってます。

 

一つ目はライブを楽しみたいからバンドをやって満足感を得るタイプ❗

 

二つ目はライブは二の次でストイックにスキルを上達させバンドの完成度を上げて満足感を得るタイプ❗です。スキルの無い私がこんなバンドに入ったら苦痛極まりないでしょうね(笑)

 

他にも音楽を楽しむタイプがありますが、例えば行きつけのBARなどで誰かがピアノを弾きだすと別の客がそれにリズムを乗せ、更には別の客がギターを弾く、と言うようにセッションっぽいイメージでしょうか・・・

でもこれはバンドマンとはちょっと違いますね❗楽器を弾く事を楽しんでるっていう感じでしょうか(笑)

これはプレイヤー個人が楽しんでるイメージで、私にとってのバンドは同じ価値観の人達の集合体で満足感(価値観)を共有出来ることが不可欠と考えてます。ですからそこに歪みのあるバンドは永続きしません、直ぐに解散してしまいます。

ですからオリジナルをやってるバンドは形の無いものを共有するのが難しいですが、コピーバンドは共有するものが有るので少し楽ですね。

よく耳にする方向性の違いですね。

 

しかし、私の15年活動してるチューリップコピーバンドはこれだけ長期間活動していられるのは、価値観の共有化が出来てるんです。

居心地が良いんです❗

もちろん途中メンバーが変わってますが、それは悪いことではなく価値観が若干変化してきただけで、また同じ価値観のメンバーに参加して貰えたら何も問題ないと思います。

そして抜けたメンバーは自分と価値観を共有出来る人達と活動すれば全て丸く収まります

 

話がズレてしまいましたが、私の場合は一つ目の理由でバンドを今までやって来ました。

私は上記でも説明した通り楽曲が好きなんです、私にとって人生の通過点で大きく影響を受けたアーティストが何人か居ます。

外国人ではビーリージョエル、ボブスキャックス、など他にも数人居ます、国内ではチューリップ、ブルーハーツZARDでした。

 

社会人になって、たまたま最初にチューリップのコピーバンドに参加する機会が有ったので15年くらい続けて来てますが、私のライブへの思いが強くなった切っ掛けは10年以上前の話ですが、このチューリップコピーバンドでライブを行ったときに、「青春の影」と言う名曲が有るのですが、その曲で涙してるお客様がいたんですよ❗

全くの見ず知らずのご年配のお客様が自分達の曲を聞いて若い頃の大切な人との過去にフィールドバックしたんです❗

この状況を見た私は別な意味で涙が出ましたね。そして更に名曲「心の旅」で多くの客席のお客様が手拍子をしてくれ、殆どのお客様が歌を一緒に口ずさんで青春時代のあの頃を思い出してくれました❗

私たちのライブがある度に旭川からご夫婦で追っかけをして頂いたお客様も居ました。

 

これが私の思う楽曲の力であり、ライブの魅力です。この魅力に完全に取りつかれましたね(笑)

ですから私はコピーバンドにこだわって活動してます。

私の場合、影響を受けたアーティストが他にブルーハーツZARDがあるので、それぞれのコピーバンドを立ちあげて活動してます。

メンバーと価値観を共有させることがバンド円満の秘訣だとお話した通り、多くの人はアーティスト別に掛け持ちでバンドを組んでるのがその理由ですね❗

ZARDコピーバンドのBrezzaでレゲエやアフリカン音楽を取り入れたら全員いなくなってしまいますよね(笑)、レゲエをやりたければ別にレゲエバンド組めば良いと思います❗

・・・Brezzaの山本氏だけ残るかも(笑)(笑)

 

だから私はBrezzaはZARDを皆で共有し、聴いてくれるお客様もZARDの曲で懐しさや思いでをフィードバックし、Brezzaを通じて何でも良いんです❗何かを感じて頂き、「もう一度聴きたい❗」と思って頂けたらBrezza大成功と言いたいです❗

当然演奏してる私たちにも曲によって思い入れも、想いも違います・・・

とにかくBrezzaを居心地の良いバンドにしたいと思ってます、すると必然的に皆同じ方向を向いて活動をしてると思います。

そして共感して頂けるリスナーの方も増えるのでは・・・

 

Brezzaの皆さん今後ともよろしくお願い致しますm(__)m

 

真面目なお話ばかりで、すいません🙏

最後の落です❗

みさとさんの提供写真です(笑)


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