ビーイングの特徴は、通常は活動中のアマチュアバンドと契約してプロデビューさせる方式が一般的ですが、ビーイングの場合はオーディション形式でボーカルを発掘して、それを主体にプロデューサー主導でバンドを結成させるやり方ででした。
ですからB'zも含めて、顔を合わせるまでお互いの素性も経歴も音楽志向も知らなかったケースがよくあったらしいです❗
またビーイングはクリエーター集団という特徴をいかしてましたので、バンドやアーティスト自身の作品はあまりこだわらず、ビーイング所属のクリエーターの作品をほぼ独占的に採用して分業していたのです。
ですから前回のウンチクでお話しましたが、坂井泉水さんもオーディションを受けて長戸さんに見初められ、長戸プロデューサーによって芸名を坂井泉水とし、ZARDというユニット名でデビューしましたよね。
そして楽曲も、ビーイング所属のクリエーターによって、歌詞担当は坂井泉水さん、音楽担当は織田哲郎さん、ビジュアル担当は長戸プロデューサー・・・と分業して創られてましたよね❗
私の好きなブルーハーツを例にしても、元々メンバーはデビュー前から一緒に活動してましたし、楽曲もバンドのメンバーが書いた曲を使用してますので、それが普通ですよね(笑)
ビーイングのアーティストの全盛期時代は(ビーイングブームと呼ばれてた)ビーイング系アーティストのTUBE、B'z、ZARD、WANDS、大黒摩季、DEEN、T‐BOLAN等々で450億円前後で業界の7%もの売上を占めていたそうです。これは大半のアーティストはテレビ出演を断っていた上での数字です。
これらの資金を使って多角事業に参入して、今はビーイングの関連会社60社とも言われ、音楽事業、不動産事業、IT事業、飲食事業、ライブハウス、音楽養成スクール、損保会社事業、デザインイン会社、番組・映像制作会社、ローン会社、法務等の経営をしてるそうです。
特に不動産事業は関西方面を中心に500棟以上のマンションや貸ビルを現在は所有しているというから驚きです。
ビーイング単体だけで売上高1080億円で、総資産1600億円ですから笑っちゃいます🎵
しかし上場はさせてません❗
どんだけ~👋