エピソード・シリーズ8 / ZARDコピーバンド Brezza

エピソード・シリーズの島田さん編の続きです❗

 

前回のブログでは坂井泉水さんとスタッフとの心の距離は近く、絆の強さをもうかがえるお話でしたよね❗

・・・しかし同時に、お互いのプライベートには立ち入らなかったのです。

それは以前のブログでも紹介しましたが、レコーディング中に、全力で歌う坂井さんが過呼吸で倒れて救急車を呼んで、病院までスタッフが付き添ったお話をしたのを覚えていますか?

救急車の中で救急隊員に坂井さんの名前、年齢、血液型など何一つ答えられず、坂井泉水としか答えられなかった、あのエピソードです・・・まさに、その時のスタッフが島田さん本人でした❗

 

何十年も一緒にレコーディングをしていたのにも関わらず坂井泉水と言う名前しか答えられなかった為、この時島田さんは「僕は何も知らずにずっと仕事をしていたんだと複雑な気持ちになった事を覚えてます。そして、同時に彼女がスタジオでは【ZARD坂井泉水】であり続けた事を実感しました」と語ってます。

 

私はこの話を聞いたとき非常に共感できました。

よくコンビやグループで活動してる芸能人は相方の家も連絡先も知らないと言う話を聞きますよね、仕事以外のプライベートには一切関わらないのに、仕事はこの相方じゃなきゃダメなんだと言いますよね。

 

私の持論ですが・・・

私も色々バンド活動をしてきましたが、本当にバンドを長続きさせるなら、メンバーとの距離感がとても重要だと考えます。

と言うか、一番かも知れません❗

 

本当に気心知れて、お互いに相手を十分理解出来てる相手同士なら良いのですが、バンドを通じて初めて知り合ったメンバー達が集まって結成した場合は、お互いの価値観やバンドの方向性、物の考えかた等々全てが未知なのです。

ですから少しずつ距離を縮めていき、これ以上距離を縮めると相手の嫌な部分が見えてしまうという微妙なラインを保つのがバンド長続きの秘訣だと思います。

 

極端に言うと、言い方は悪いかも知れませんが、私たちBrezzaで言うと「ZARDコピーバンドをやりたい」という目的が達成出来ればお互いに良いわけです。

その中で距離を縮められるメンバーは縮めて行けばいいし、これ以上距離を縮めても考え方の違いでぶつかり合いそうなら手前でセーブすることで距離を保って楽曲の演奏を楽しむ部分だけ共有する事で、お互いの目的を保つことは出来ます。

 

バンドの方向性のくい違いでしたら駄目ですけどね❗

 

バンド結成して最初から型にハメてまとめようとするから直ぐに解散してしまうんですよね(笑)

 

だから私の参加してるチューリップコピーバンドは長年一緒にやっていても、本当に仲の良い人とは個人的な付き合いも有りますが、逆に電話番号も家も知らないメンバーもいます。ましてや何の仕事してるのかも知らないメンバーも居ました(笑)

でも、実はその距離感が居心地の良いバンド作りになってるんですよ❗

 

Brezzaだってバンマスの私が一分メンバーの個人的な事はまだ何も知りません❗(笑)

ですから寒河江さんと山本さん以外のメンバーがリハ中に過呼吸で倒れて、救急車を呼んでも隊員に名前しか伝えられませんよ❗(笑)

 

島田さんシリーズまだ次回も続きますよ❗

 

Brezzaでした✋